【MUTANT】SE探しを高速化するツールの紹介
SEを探す時に『エクスプローラーで検索してWindowsMediaPlayerで確認する』の流れにうんざりしてる人におすすめ無料ツールの紹介です。
特にこんな感じの人におすすめ!
・エクスプローラーの検索で「*.wav」とかやったことある人
・SE確認する度にWMPがアクティブになってイラッとしたことがある人
・サウンドフォルダが散らばっててるけど動かせないor動かすのがめんどくさい人
その名も
MUTANTといういい感じのツールです。音屋さんも安心のMac対応!
ここの下の方にMUTANTがいます。でもリンク先のhttp://sonicwire.com/mutantがTOPにリダイレクトされてしまう…
DL先
現在は公式からうまく辿っていけないので@re_yyyo_24さんのツイートを参照して下さい。
SONICWIREのMUTANTのダウンロードリンクが切れてたので問い合わせたところ、下記のリンクから直接ダウンロードできるようで。
— いわし (@re_yyyo_24) 2017年7月20日
一定の需要があるようなので
Windows→https://t.co/znOluDC0eM
MAC→https://t.co/noYhhgwIfw
どんなツール?
公式FAQより
>MUTANTは、サウンド素材管理のためのソフトウェアです。
良いところ
・プロジェクト(データベース)毎に管理出来る
・矢印キーで次のファイルを再生出来る
・複数のフォルダを設定出来る
・ブックマーク機能
・再生前に波形が確認出来る
・各項目でソート可能
・日本語対応
・フォルダ内のファイル数が確認出来る
・ユーザメモ、ユーザタグの登録&検索ができる
・ファイルのドラッグアンドドロップ対応
この機能はないよ!ほしいよ!
・正規表現やワイルドカードでの検索※1
・タイムなどでの検索(フィルタリング)
・ピッチやテンポを変更しての再生
・wavのsmplチャンクのループ対応
・フォルダやファイルを含むフォルダをエクスプローラーで開く
※1 下記のような検索方法は可能です。
導入方法
初回起動時もしくはファイル→サウンドフォルダの追加からこのウィンドウが立ち上がるのでサウンドフォルダを選択しましょう。
ファイルを高速に管理するためにローカルDBの生成が行われます。
ファイルがたくさんある場合はここで時間が掛かるかもしれませんが、気長に待ちましょう。
※DB生成後に元のサウンドフォルダを移動した場合は、再度サウンドフォルダの設定が必要になります。
ローカルDBの生成が終わると操作できるようになります。
直感的に操作出来るUIになっていると思うのであとの説明は省きますが、1個だけわかりにくい物があったのでそれだけ説明します。
ループボタンの横にある現選択サンプルへボタンですが、このGIFのような挙動のためのボタンで再生部分には関係ありません。
押しても押しても何も変化しないので何かと思いましたがブラウジングのためのボタンでした。
個人的によくやる使い方
・検索ウィンドウに「.」を入力して検索
これで登録したサウンドファイルを全て表示出来ます。拡張子を含んだものをファイル名として扱うので上手いこと検索しましょう。
・タイムでソートしてイメージと尺が合うものをチェック
当たり前のことなんですけど時間ソート機能がないと効率良く出来ないので!
・MUTANTからUnityへそのままドラッグアンドドロップでインポート
ファイルを含むフォルダを開くとかは出来ないけどこれは出来る!
・お!これ編集したらいけるんじゃないか?って時は編集ソフトへドラッグアンドドロップ!
Audacityで色々弄ったり…
まとめ
サウンド管理・検索用のツールを自作しようかなと考えていたのですが、欲しい機能がだいたい揃っていたのでしばらくはこれで進めようと思います。
ついついセール中の効果音ライブラリ買ったり、無料アセットやらフリー素材DLしまくったりでどんどん増えていったSEをMUTANTを使ってピックアップしてあげましょう!
実務レベルではどうやって管理しているのか知りたい…。多分内製ツール?